ナバリズムの現在地  ~写真から体験型へ~


ナバリズムという活動をはじめて11年。振り返りつつ、現在地を確認しておこうと思います。


きっかけは小豆島カメラという写真で自分たちの住むまちを発信する活動のプレゼンを聞いたことでした。「小豆島っていいよね。」と、楽し気に話す様子を見て、名張でもこのような活動をしたいと思い立ち、知り合いの写真好きなどに声をかけてはじめたのが最初です。

こういったいきさつもあって、写真を使ってSNSで発信するというスタンスが長く続いています。2016年には、初めて写真展を企画するという試みを実施。以降、メンバーによる写真展や公募型企画展などを実施してきました。


最近では、地元旅というテーマで、体験型の企画が中心になってきています。というのも、もともとは写真で発信するというスタンスでしたが、写真で伝えきれないことが多いと感じるようになったこと、また、魅力発信などおこがましいと感じるようになったことが主な理由です。

例えば、ホタルの写真。技術的には難易度は高いのですが、だからといって、その写真が、ホタルの実際の美しさを伝えられているかというと、違うように思うのです。その場の、音や雰囲気、空気感、それらを含めてホタルの風景なのに、単なるハイテクニックな写真で、本来の美しさが伝わらないと思いました。ホタルに限らず、実際その場にいないと感じ取れないことってたくさんあると思うようになってきたのです。

また、魅力というのも、地元に住んでいる人や、観光で名張に来た人が、実際に歩いてみて、これいいなと思うことで魅力が発見されるわけで、最初から答えがあるわけではない、人の数だけ答えがあるものだと思うのです。魅力は探してみつけるもの。

こうしたことを考えるようになって、多くの人に伝えるのが目的ではなく、自分たちが自ら体験したそれをつづるということを主眼にするようになって今があります。


過去に一度まとめたものですが、ナバリズムの活動を端的に言うと「地元を楽しむ人たちのコミュニティと活動記録のアーカイブ」としています。


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