これからは都会ではなく、地方がおもしろい!Re:Sの藤本さんの話に刺激を受けた日。

雑誌Re:S編集者である藤本さんが、出版記念巡業のひとつとして、名張に来訪しつぐみカフェでトークイベントが開かれました。

タイトルは「ローカルメディアは自分自身!未来を作る編集の魔法」


話をいくつかピンポイントで紹介すると

・鶴瓶さんの番組は、予定調和ではないにもかかわらず奇跡的な出会いがあり、好きだ。

・一般的には、雑誌の編集をする際、紙面構成を決めてしまってその割り当てをする。リスでは、あらかじめ紙面構成を決めてしまわない。

・10年前にフィルムカメラの良さを語る写真館を探しに、島根に行った。結果的には島根では出会えなかった。あきらめて、帰る途中に、ふと目に入った写真館に寄ってみたら、まさに探していたような人に出会った。現実は豊かで何が起こるかわからない。

・秋田は、なんでも寒天にして固めたがる。サラダを寒天にしたり、ゼリーを寒天にしたものもある。寒天には、粉寒天と棒寒天があって、棒寒天が本物の寒天である。その生産地である長野県茅野市の寒天生産者と、寒天消費者である秋田のお母さんとの出会いは感動的であった。

・昨今、人口減少で大変だっていうが、30年前から人口減がはじまっている秋田からすれば何を今更となっている。人と比べて、よそと比べてどうかではなく、絶対的価値観が必要。秋田県知事が講演会で「秋田にはうめーメシと、うめー酒がある!」と叫ぶと、会場はどっと盛り上がったそうだ。

・ビジョンを持った人がヨソモノを活用すること。

・過程がないと温度が伝わらない。

・東京では未来を作りにくい。地方では未来を作りやすい。


トークを聞き終えて感じたこと。

私も地元を発信する活動をこれまでもやってきたけれど、まだまだできることはあるように思いました。地域の魅力、それはヨソモノの編集力により、地元の当たり前がおもしろくなる。大都会ではなく、過疎地から学ぶことがある。今は都会よりも地方の方が面白い、それを確信的に思いました。


企画した方、声をかけてくださった方ありがとうございました。

購入した本でぼちぼち復習していきます。

(高倉)

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