名張郷土かるたの札を紹介します。「ひ」の札
昭和54年に発行された「名張郷土かるた」は、名張の歴史・文化・自然・風土を題材にしたかるたです。部屋を片付けしたら出てきて、ひとつひとつの札に目を通してみると、今も息づいているものも多くあり、また知らなかったものもあり、非常に興味が沸いてきます。郷土かるたの札を抜粋して紹介してきたいと思います。今回は、「ひ」の札。
「ひ」
びょうぶ岩 もみじにはえる 香落渓
◆解説
香落渓は、びょうぶのように切り立った室生火山岩の柱状節理が、4キロメートルも続く一大渓谷です。岩にくだける渓流は青蓮寺湖にそそぎます。もみじの名勝です。なおも進むと奥香落の自然美があります。
◆写真
ハイシーズンは秋。紅葉と奇岩の組み合わせは、思わずシャッターを切りたくなります。約1500万年前の東紀州の一部がくぼ地となるような、巨大な火山噴火によって生じたとされる室生火山岩のなりたちも興味深いです。
◆次回、名張郷土かるたを巡る地元旅 ただ今企画中!
前回は、旧町編として歴史・文化色の濃い内容でした。今回は、自然をテーマにしたいと思っていて、青蓮寺か香落渓が候補に挙がっています。決まり次第、こちらからもお知らせさせていただきます。
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