名張郷土かるたの札を紹介します。「う」の札

昭和54年に発行された「名張郷土かるた」は、名張の歴史・文化・自然・風土を題材にしたかるたです。部屋を片付けしたら出てきて、ひとつひとつの札に目を通してみると、今も息づいているものも多くあり、また知らなかったものもあり、非常に興味が沸いてきます。郷土かるたの札を抜粋して紹介してきたいと思います。今回は、「う」の札。




「う」

ウグイスの わたるみずうみ 青蓮寺


◆解説

ウグイスは市の鳥。早春の朝、静まりかえるコバルトの青蓮寺に、とつぜんウグイスのひと声。詩情豊かな景色です。青蓮寺湖は青蓮寺ダムでできたきれいな人造湖です。上流に香落渓の景勝地があります。



◆写真



青蓮寺は谷が深い。鳥の鳴き声、自然に咲く花が楽しめるほか、ときには猿などの野生の動物と遭遇することもあります。青蓮寺ダムは、伊勢湾台風で名張市内に大きな被害をもたらしたことから昭和40年代に作られました。もともとは水力発電所があったこと、またその遺構が上流部に残っていること、カヌーで湖面を泳ぐとこの深い青蓮寺を体感できます。深いんですよ、青蓮寺は。


◆次回、名張郷土かるたを巡る地元旅 ただ今企画中!

前回は、旧町編として歴史・文化色の濃い内容でした。今回は、自然をテーマにしたいと思っていて、青蓮寺か香落渓が候補に挙がっています。決まり次第、こちらからもお知らせさせていただきます。

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