ちょこっとぶらっと旧町散策
休日の午前の2時間で、旧町をぶらりしてみました。
イオン名張店に車を停めた後、まずは精肉店へ。
忍者の人形を横目に入店。コロッケを調達して、食しながら散策を開始。
このあたりは、古い建物がところどころに点在しています。
川地写真館は、現在は桔梗が丘に店舗を構えていますが、もともとの場所であるこの旧町の建物は昔のたたずまいを残しています。
隣には、名張市内唯一の銭湯である新町温泉があります。
一度だけ訪れたことがあります。中は昭和の空気が漂っていて、写真を撮る訳にはいきませんでしたが、めちゃくちゃ撮りたい!と思ったのを覚えています。
少し歩くと旧細川邸やなせ宿があります。
敷地の中に蔵があって、今日は写真展をやっていました。しばし拝見。
ここは、今まで何度か使わせていただいています。旧家の蔵で展示できるのが魅力で、好きな展示場所です。
そして、やなせ宿の近くには旧家をリノベーションした、リフォーム会社があります。
木材や白い布地を使った外装は、少し寂れたこのエリアで、周囲の雰囲気を明るくしてくれています。
而今で有名な木屋正酒造さん、練りようかんがおいしい大和屋さんもこの近くです。
これまた昭和チックなアーケードを歩いて神社を目指しました。
商店街の中にあった薬局では、なぞの看板?が。。。
宇流冨志禰神社と書いて、うるふしねじんじゃと読みます。
地元の人はだいたい読めると思いますが、初めて見た人は、なかなか読めないでしょうね。
参拝して、毎日の暮らしに感謝。
そして帰路は坂道を下り、川沿いに出ました。
川沿いには、散策道があり、犬の散歩をしている人をときどき見かけます。
すぐ横が川で、奥には橋が見えて、遠くには山並みが見えます。草刈の合間なのか、道路脇の草が生い茂っていましたが、歩くと開放的で気持ちのいい場所です。
ゆっくり歩きましたが、暑かったのでのどがカラカラ。
古書からすうりで、コーヒーをよばれて一息。
ここでも壁面に写真が飾ってありました。どうやら昨年行われた江戸川乱歩にまつわるイベントのスナップ写真のようです。名張市は、かの江戸川乱歩の生誕地。
この古書からすうりでは、定期的に江戸川乱歩作品の読書会が開かれていて、読書会の際にはコアなファンが遠方からも訪れていると聞いています。
駐車場に着く直前に、梅干しを干しているのを発見!
雨が続いていたから、このタイミングだったんでしょうね。
旧町を歩くのは久しぶりでした。
久しぶりに来ると、旅人気分になれますね。
(高倉)
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