赤目地域を歴史さんぽ
友人企画の赤目歴史散策ツアーに参加しました。
歴史散策ツアーは、地元のボランティアガイドさんの説明を受けながら、歩いてまわるというもの。この赤目地域は、東大寺のお水取りにゆかりのあるお寺があったり、古墳が残っていたりと、見どころがあります。
今回のコースの中には、ブラタモリで紹介されたこともある柏原城跡も散策場所のひとつでした。天正伊賀の乱で、一度は織田勢を撃退したものの、第二次の戦いで全面降伏。柏原城は、その最終決戦の地です。天正伊賀の乱のときに、寺や神社など多くが焼かれたようで、それ以前の歴史は、書物がほとんど残っていないそうです。焼かれることを怖れた住民が、大事の物を池に沈めて隠したことがあったという話も聞かせてくれました。
奈良の東大寺のお水取りに使うたいまつを700年以上寄進している極楽寺では、ガイドさんの説明を聞いていると、横から声を掛けて教えてくれる人が登場。まさかのこのお寺の住職さんでした。いろいろお話してくれたので、興味深く聞き入ってしまいました。
近くを流れる滝川は今でもホタルが見られるし、昔は紙漉きの作業も行われていたことからも、水がきれいなところであることがわかります。横の水路では今では珍しくなってしまったメダカもいました。周辺の地域はのどかな山村風景が残っていて、思わずシャッターを切ることも何度か。
赤目地域おもしろい!
・・・今回のコース・・・
赤目のKAKASHI発→極楽寺→柏原城跡→勝手神社→琴平山古墳→赤目のKAKASHI着
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