ちょこっとぶらっと錦生さんぽ

名張市にある錦生地域をカメラ片手に歩いてみました。

目指すは“熊岩”という大岩。以前教えてもらったところへの再訪です。周辺の雰囲気もよかったので、手前で車を停めて歩いてみました。

郷土資料館から、川へ向かって降りると橋が掛かっていて、対岸には趣のある家があります。手前には宇陀川、右には橋があり、昔ながらの雰囲気がある場所ですね。


川沿いの道を歩くこと10分ほど。左下に下る細い道を行くと、熊岩がありました。高さ20mほどでしょうか。大きい!川の向こう側にあるのが熊岩です。昔、矢川地区に水路を引くために岩に穴をあけた歴史があるようです。

こんな大きな岩に穴をあけるのは、相当難しかったのではないでしょうか。



熊岩をあとにして、次は春日神社に向かってみました。途中、線路の下を通るのですが、近鉄電車の新型特急「ひのとり」が通過したのでパチリ。

乗り心地を追求したシートらしいですが、未だ乗ったことがありません。いつかは乗ってみたいですね。



春日神社に到着。村の小さな神社といった雰囲気。

年中行事のひとつとして書かれていた。“山の神”が気になりました。正月明けの今頃、山から神様を引っ張ってくる“かぎひき神事”が残っている地域もあるようです。ここに書かれている年中行事の“山の神”もそのひとつかもしれません。



戻ってきて、川沿いを歩いてみました。

真っ赤なナンテンがきれいでした。“難を転じる”の縁起物。



野鳥の姿も数多く見ることができました。

写真は柿をついばむメジロ。メジロは、色がキレイですね。他にも、写真にはおさめられませんでしたが、カワセミもいました。岩の上に止まって、少し飛んだと思ったら川に向かってザブン。出てきたら小魚を加えていました。エサを捕食するカワセミを見たのは初めてです。



下流に歩いていくと、猪尻橋という潜水橋があります。川が増水したときには沈むコンクリートの橋です。たたずまいに趣があっていいですね。



潜水橋の上に立つと、川を上に立っているようです。

今回の散策はここでおしまい。今回通ったところに古民家カフェもあるので、また今度訪れてみたいと思います!

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