国津の里山でお茶摘みを体験！

国津の里山でお茶摘み体験をしてきました。

毎年、NPOしぜん・ふしぎ・ワンダーランドさんが企画してくれるこのイベント。

いつかは参加したいとずっと思っていた企画です。

名張では茶畑を見るかけることはなかなかありません。それもそのはず、名張で茶畑は、国津のごく一部だけだそうです。

主催者のあいさつのあと、集まった参加者でお茶摘みを開始。

スタッフに摘み方のコツを教えてもらいながら、手作業でひとつひとつ摘んでいきます。「一芯二葉」といって、上の方の葉２枚と、茎を軽くひねってちぎっていきます。やわらかくて簡単にちぎれます。

みんなで集めた茶葉を、せいろで蒸して、冷ましてから手で良くもみます。

それを煎り、表面が乾いてきたらまた手でもみます。これを３～４回繰り返して、触ったら指でつぶすと崩れるぐらいになるとできあがり。

午後からは、摘んだばかりのお茶を飲んだり、茶葉や柿の葉を天ぷらにして食べたり、たけのこ掘り、ハンモック体験など、国津の暮らしを満喫！

場所は、国津にあるおばあさんの家と家の裏の里山。おじいさんが亡くってから一人で暮らしているそうです。話をしてみるとしっかりしてらっしゃるし、茶摘みのときもさっさと歩いて元気。すぐにバテそうになる私が負けそうなくらいでした。茶畑だけでなく、裏にはミツバチを集める箱があったり、蓑や笠といった古くから使われていた道具が残されていたり、脈々と続く暮らしが感じられて、こういう場所を大切にしたいなとしみじみと思いました。

おばあさん、いつまでもお元気で！

（お知らせ）

ナバリズムでは、今年の夏に公募型の写真展を企画し実施します。「ちょこっとソトから見た名張展」といいます。ぜひ、みなさんのご応募をお待ちしています！

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